こんにちは!
池上鍼灸院のイケガミです!

無駄を楽しむ ― ランニングと困難の価値
先日アニメで耳にしたフレーズが心に残りました。
「無駄を楽しむ」 困難な挑戦ほど楽しいもの。
ただ実際は、誰だってできることなら困難は避けたいし、楽な道を歩みたいものです。私も同じでした。
しかし振り返れば、リハビリ目的でランニングを始めてからもう4年が経ちました。
当初は体を整えるために走り出しただけでしたが、今ではトレイルランニングやマラソン大会に挑戦し、日々のランニングが生活の一部となっています。さらに周りの人に「走ってみようかな」と思わせる影響を与えるまでになったことは、自分でも驚きです!!!
もちろん、日常には仕事や家庭でのストレスもあり、毎日が葛藤の連続です。
走る時間を確保するのも容易ではありません。それでも続けてこれたのは、走ること自体がストレスの解消であり、自分と向き合う時間でもあったからだと思います。
過ぎ去ってみれば、苦しい練習も、生活との両立に悩んだ日々も、すべてが財産でした。むしろ、その困難を「楽しんでいた」のかもしれません。
人生の多くは思い通りにいきませんが、その中で自分なりの「無駄」を楽しむことが、後になって大きな意味を持つのだと思います。走りながら私は今も、その答えを探しています。
そして岡山マラソンに挑戦します!!
追記
忙しく疲れている人こそお灸を!
合谷と足三里のすすめ
日々、患者さんを診させていただく中で常に思うのは、「少しでも良くなってもらいたい」ということです。そのためにセルフストレッチやセルフマッサージを指導するのですが、実際には「忙しくてできません」という声をよく耳にします。確かに現代の生活では、自分の体のために時間を取るのは簡単ではありませんね。(笑)
そこで、あえて“もう一歩の挑戦”としておすすめしたいのが お灸 です。特に今回はセルフケアに取り入れやすい二つのツボを紹介します。
合谷(ごうこく)
- 場所:手の甲、人差し指と親指の骨が交わる少し手前のくぼみ。
- 効果:万能のツボと呼ばれ、頭痛・肩こり・眼精疲労・ストレス緩和など幅広く使われます。
- ポイント:指で押して少し痛気持ちいい場所を探し、せんねん灸など市販のお灸を使うのも◎。デスクワークで疲れたときに手軽にケアできます。
足三里(あしさんり)
- 場所:膝のお皿の外側のくぼみから指4本分下に下がったところ、スネの外側にある。
- 効果:胃腸を整えるツボとして有名。疲労回復、免疫力アップ、足のだるさにも効果的。
- ポイント:東洋医学では「足三里に灸をすれば長寿」とも言われています。ランニング後のリカバリーにも相性抜群。
まとめ
セルフストレッチやマッサージと同じように、お灸もセルフケアの一つ。ただし“火を使う”ため少しハードルが高く感じるかもしれません。でも、そのひと手間が「心地よさ」や「体調の変化」を実感させてくれるはずです。
忙しい日々の中だからこそ、ほんの数分お灸をすえるだけで、体も心もリセットできる時間になります。ぜひ今日から、自分の健康に“ひと味”加えてみてください。